4日、国会で補正予算案の質疑が行われ、高市総理は公約で掲げた食料品の消費税ゼロを目指す考えを示しました。
一方、野党側からのある質問に高市総理の表情が変わるひと幕も。
高市総理:
私自身を批判する週刊誌の報道はたくさんある。そこの有料会員に私になれということであれば、それはできません。有料会員になるということ自体、私は拒否します。
中東危機が続く中、国民生活に直結する補正予算案を審議する予算委員会。
しかし野党議員のある質問中、高市総理は顔を横に振り、相手を見据え首をひねる場面もありました。
その質問のテーマとは「2025年の自民党総裁選や2026年の衆議院選挙で高市氏の陣営が他の候補を誹謗中傷する動画を作成し、SNSに投稿していた」という一部週刊誌の報道について。
そして、新たに4日、「週刊文春」が動画の作成者と高市氏の公設第一秘書とのZoom会議とする音声を有料でオンライン公開。
中道改革連合・伊佐進一議員:
事前に(質問)通告で総理サイドにお願いしたのは、音声が秘書本人か確認してほしいとお願いした。結果いかがだったでしょうか。
高市総理:
こちらの事情を申し上げますと、きょうも(質問が)70問以上当たっておりますので、委員の質問通告を見たのはけさ3時半。ご指摘のオンラインのものは残念ながら、すみません。ヤジはやめていただきたい…。
自民党の総裁選や衆院選で、高市総理の陣営が他陣営の中傷動画を作成・投稿していたとする一部週刊誌の報道を巡り、秘書とされる人物の音声が本人か確認するよう質問通告されていた高市総理。
高市総理:
(質問通告を確認したのは)非常に遅い時間だったのですが、ご指摘のオンライン(で公開された音声)を確認しようと思いましたら、会員制の有料オンラインなんですね。非常にイメージ操作をして報道してこられた、有料オンライン会員になろうと思わなかった。答弁の読み込みが残ってましたので、有料会員になって音を確認することがとてもできなかった…。
中道改革連合・伊佐進一議員:
いま国会でこのSNS規制をどうするかという議論をしている中で、まさに総理周辺で起こっていることなんです。その前提で何もできませんでしたというのは、私はそれは通らないと思います。
詰め寄る野党議員にも総理は「有料会員になって聞くということ、これは非常に厳しい。総理室の秘書官に有料会員になってくれといえますか?」と返しました。
“有料会員”という言葉を繰り返し使って音声の確認はできないとする総理に、野党側は用意した音声を聞いてもらおうと休憩を求めます。
中道改革連合・伊佐進一議員:
私(音声を)持ってますので、休憩していただいて一回これを聞いていただくのが早いと思います。すぐに聞けます。
坂本委員長:
いや休憩のしようがないです。
昼休み中に音声を確認するよう念を押された総理。
迎えた午後の質疑で改めて問われると、「すみません、規約を確認中なのですが、有料のものを他人に聞かせてはいけないという規約に抵触してはいけないかと思ったので、文字にしてもらったのですが、だから(秘書の声だと)断言するのは難しい」と、規約を理由に、音声ではなく文字起こしを確認したと答弁。
ただ、中道改革連合・長妻昭議員は「文春の確認をとっておりますので、それを録音して特別なので提供していいと。音声の主が秘書か確認の上で、あした野党の質問に答えていただきたい」と述べました。
こうした中、4日の予算委員会では飲食料品の消費税減税を巡っても議論が。
政府内で浮上している税率1%について、総理は公約に掲げた0%にこだわる姿勢を見せました。
高市総理:
食料品の消費税ゼロについては、私としてはやはり公約を実現したいという強い思いを持っている。できない理由ではなくて、できる方法をいろいろ知恵をしぼっていただく。
補正予算案は4日午後、衆議院の本会議で可決され、通過する見通しです。