食欲をそそる鮮度抜群のイカの刺し身。
“庶民の味”としても親しまれているこのイカに今、危機が迫っています。
イット!が訪ねたのは、東京都内の海鮮居酒屋。
店主は困った事態を「函館近海にスルメイカが入ってきてない。活イカの入荷ができない状況となっています」と明かしました。
生きたまま流通するはずの新鮮なスルメイカが、手に入らないのだといいます。
その要因が歴史的不漁です。
6月1日、“イカの街”として知られる北海道・函館市で解禁されたスルメイカ漁。
ところが、スルメイカがほとんど捕れないというまさに絶望的状況に見舞われ、初競りが2025年に続いて中止となる“異常事態”となったのです。
不安の声は地元の鮮魚店や市民からも聞かれ、「残念だよ、ないの。イカ大好きだから。イカの刺し身ね、食べたいです」などと話していました。
不漁でスルメイカが手に入らない中、取材した都内の居酒屋では、看板メニューの姿造りを種類が異なる「ケンサキイカ」で対応しているといいます。
さかな市場 漁漁・泉真樹代表取締役:
スルメイカを求めてご来店いただくお客さまが結構いらっしゃいます。秋にかけて、去年のように戻ってきてもらえたらなと思っている。
2025年も厳しい船出となったものの、9月ごろから水揚げが回復したというスルメイカ漁。
専門家の話では、2025年と同様、秋以降には回復する可能性があるということです。