ヘリから降下訓練を行っていたのは、海難救助の“最後のとりで”とも呼ばれる海上保安庁「特殊救難隊」です。
全国の海上保安官から選抜された約40人の精鋭が所属しています。
海上保安庁特殊救難隊第二隊・寶蔵聖也さん:
様々な船舶で起こる特殊海難事故には、我々、あらゆるものに対応できる訓練を実施している。
東京を拠点に全国に救助に向かうスペシャリスト。
今回、広島航空基地のメンバーと連携を強化する訓練が行われました。
ヘリからロープで降りるスピードもまさにスペシャリスト。
独自開発した降下器を使って自らスピードをコントロールし、降下します。
また、船は常に走り続けているためヘリのパイロットとの意思疎通も欠かせませんが、ヘリの音で自分の声もよく聞こえない状況にあります。
そのため、腕を大きく回すなどのハンドサインで連携を取っていきます。
緊急事態に備え、過酷な訓練に当たる隊員たち。
「苦しい、疲れた、もうやめた、では人の命は救えない」という言葉を常に胸に刻んでいるといいます。