炭火でじっくりと焼き上げられた焼きサバ。
出しているのは、東京・下北沢にあるサバ料理専門店です。
定番の「塩さば焼き定食」をはじめ、数量限定の「さばカツ」などが人気のこの店では、サバの仕入れ値が2025年の2倍に高騰しているといいます。
下北SABA食堂 佐助・星幸輔オーナー:
こうやって上がりますよというお知らせが毎月やってくるような状況。毎月20円から100円単位で上がっている。
この“サバショック”に、2026年3月から「塩さば焼き定食」などを20円値上げ。
さらに5月から、サバの使用量を減らすための創作メニューを加えたほか、供給が安定しているホッケの販売を始めたといいます。
“大衆魚”として親しまれてきたサバの国内漁獲量は、ここ10年で半減。
一方で、ノルウェー産の輸入価格も以前は1kg250円ほどだったのが、2025年1月には417円にアップしました。
さらに2026年に入り、漁獲枠の制限により3月には924円にまで上昇し、高値が続いている状況です。
ノルウェー産のサバの切り身は2年前、約400円だったのが、現在は754円にまで高騰していました。
石毛魚類 千城台本店・山田昌央店長:
去年は17万トン輸入できたのが、今年は9万トン。魚の取り合い。「俺がほしい」「俺がほしい」とどんどん値段が上がっている。
世界的な“争奪戦”も起きている中、私たちの食卓に“庶民の味”が戻る日は訪れるのでしょうか。