ウエルシュ菌は自然界に広く分布している細菌です。食肉が汚染されているリスクがあるだけでなく、汚染された土壌を通じて玉ねぎやにんじんなどの根菜類にも付着している可能性があるため、完全に避けることが難しい菌なのです。

菌を抑え込む3ステップ

ウエルシュ菌の食中毒を防ぐうえで大事なのは、まず菌を増やさないこと。増やさないための対策は、次の3ステップです。

まずは、調理中にしっかりかき混ぜること。ウエルシュ菌は酸素のある状態だと増殖しにくいため、鍋底のほうまでしっかりかき混ぜながら調理することで、増殖を防ぎやすくなります。

(イメージ)
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次に、「手早く冷ますこと」も大事です。自治体などはウエルシュ菌の食中毒対策として、「大量調理したカレーなどの煮込み料理は小分けにして素早く冷ます」という方法を推奨しています。

そうした作業が手間な場合は、氷水を張った大きなタライや鍋などを用意して、カレーを調理した鍋ごとそこに入れて素早く冷ます方法も有効です。自然に冷ますよりは菌の増殖を抑制できるため、私も家庭でよく実践しています。

最後に、粗熱が取れたら、素早く冷蔵庫か冷凍庫に入れましょう。ポイントは菌の増殖しやすい50℃〜60℃の温度帯を避けることなので、冷凍でも冷蔵でも菌の増殖抑制という意味では大差はありません。