2025年4月、アメリカ南部フロリダ州の大学で男が銃を乱射した事件をめぐり、「チャットGPT」が犯行を手助けしたとして、フロリダ州は1日、開発元のオープンAIを提訴しました。
州がオープンAIを提訴するのは全米で初めてです。
この事件は2025年4月、フロリダ州立大学で学生だった当時20歳の男が銃を乱射し、2人が死亡、6人がけがをしたものです。
訴状によりますと、男は犯行前にチャットGPTに、銃の扱い方や人が集まる場所などについて質問していました。
フロリダ州の司法当局は1日、チャットGPTの危険性を認識しながら「安全で信頼できる」と宣伝し利用を拡大したとして、開発元のオープンAIとアルトマンCEOに対し、損害賠償や危険な運用の差し止めを求め提訴しました。
司法長官はアメリカの13歳から17歳の約7割がAIを話し相手として利用した経験があるとする調査結果を示したうえで、チャットGPTには十分な保護者向け管理機能がなく、子どもたちを危険にさらしていると批判しました。
これに対しオープンAIは、「チャットGPTにこの犯罪の責任はなく、違法行為を促した事実もない」と反論しています。