岩手県陸前高田市の創業100年の老舗菓子店「御菓子司木村屋」が事業を停止し、破産申請の準備に入ったことが分かりました。

東京商工リサーチ盛岡支店によりますと、岩手県陸前高田市高田町で和洋菓子の製造・販売を手がける木村屋は、2026年6月1日までに事業を停止し、弁護士に事後処理を一任して破産申請の準備に入ったということです。

負債総額は、2025年12月の決算期時点で、約1億2000万円に上ります。

木村屋は1926年創業の老舗菓子店で、東日本大震災後には「おかし工房木村屋」を店舗として構え、復興への願いを込めた「夢の樹バウム」などを販売していました。

しかし、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で客足が減少。
売り上げ回復を目指し、2023年には、ベーカリーとジェラートの販売店「夢の樹マルシェ」を市内にオープンしたものの、想定した売り上げには届かず、店舗展開に伴う借入の負担により、資金繰りが悪化していたということです。

金融債務の返済条件を見直すなど経営の立て直しを図りましたが、厳しい資金繰りは改善せず、事業の継続を断念したということです。

東京商工リサーチは、木村屋について、新型コロナ関連の倒産となるとの見通しを示しています。

岩手めんこいテレビ
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