中国外務省は、アメリカの大手紙ニューヨーク・タイムズの北京駐在記者を事実上の国外退去処分にしたことを明らかにしました。
一方アメリカ側は、中国の通信社でアメリカに駐在する記者のビザを取り消しました。
ニューヨーク・タイムズは5月29日、北京駐在の記者が2026年2月、中国当局から国外退去を命じられたと明らかにし、主催するイベントに台湾の頼清徳総統がビデオ参加したことへの対抗措置だと説明していました。
これについて、中国外務省の報道官は1日の会見で「台湾当局に台湾独立という誤った主張を拡散する場を提供した」などと述べ、ニューヨーク・タイムズを非難しました。
また、ニューヨーク・タイムズの北京駐在記者について「偽って取材をした記録があり、法に従って居留許可を取り消した」と述べ、事実上の国外退去処分にしたことを明らかにしました。
一方、アメリカメディアによりますと、トランプ政権はこれに対抗してアメリカに駐在していた中国国営の新華社通信の記者のビザを取り消しました。