2026年一番の暑さとなった6月1日、北海道内で熱中症とみられる症状で、少なくとも7人が救急搬送されています。
30℃を超え真夏日となった北海道北部の枝幸町では、水産加工場で作業をしていた82歳の女性が熱中症の疑いで搬送されました。軽症だということです。
また、オホーツクの遠軽町では屋外にいた90代の男性が、伊達市のパークゴルフ場では80代の男性が、十勝の音更町では屋外で作業をしていた70代の女性が搬送されました。
さらに、帯広市では屋外にいた10代の男性、千歳市では屋外で訓練中の20代の男性、恵庭市では60代の男性が搬送されました。
UHBの調べで、これまでに北海道内で少なくとも7人が熱中症の疑いで搬送されています。
気温が上昇する中、熱中症と食中毒への警戒が必要です。
命を守るために知っておきたい対策のポイントをまとめました。
まず大切なのは、こまめな水分補給です。喉が渇いたと感じる前に飲むことが重要で、運動時は20分おきに水分を取るよう心がけてください。
次に、日差しを避けること。外出時は帽子や日傘を活用しましょう。
また、車内は想像以上に温度が上がるため、短時間であっても子どもやペットを車内に残して離れることは絶対に避けてください。
それでも体調が悪くなった場合は、体を冷やすことが大切です。
効果的なのは、首の周り、脇の下、足の付け根といった太い血管が通る場所を冷やすこと。これにより効率よく体温を下げることができます。
15分ほど冷やしても改善が見られない場合は、迷わず救急車を呼ぶことも選択肢に入れてください。
また、団体でスポーツなどの活動をする際は、「体調が悪い」とすぐに言える環境づくりも欠かせません。口の中が乾いている状態はすでに熱中症の可能性があるため、乾く前にしっかり水分を取ることが大切です。
さらに、この暑さで注意が必要なのが食中毒です。
道内では今シーズン初めて食中毒警報が発表され、札幌市や旭川市、北見市など広い範囲が対象となっています。
食品はすぐに冷蔵庫に入れること、冷蔵庫内は7割程度の収納にとどめてしっかり冷えるようにすること、お弁当には保冷剤や保冷バッグを活用し、傷みにくい食材を選ぶことが対策として挙げられます。
道内は引き続き暑さが見込まれており、熱中症と食中毒の両方に十分な注意が必要です。