5月29日、愛知・名古屋市で、スイミングスクールの送迎バスに横断歩道を渡っていた男女2人がはねられ死亡した事件。

被害にあった田中新さんの父親が、苦しい胸の内を語りました。

死亡した田中新さんの父親:
どんなふうにひかれたのかわからない。本当にかわいそう。誰も悪いことなどしていないのに…。

警察は、送迎用のマイクロバスを運転していた酒井照也容疑者(85)を逮捕しました。

スイミングスクールによりますと、酒井容疑者は1年ほど前に、中型バスをスムーズに駐車することができなくなったといいます。

そのため、車体が小さいマイクロバスだけを運転するよう指示していました。

事故を起こした時、送迎バスは赤信号で交差点に進入。
捜査関係者によりますと、ゆっくりしたスピードで2人をはねたとみられています。

田中新さんの父親:
(運転するのは)人それぞれだとは思う、年取ったからと言っても。でも、仕事をするには無理じゃないか。自分ではわからないのでしょうね、きっと。

警察は、酒井容疑者が働いていたスイミングスクールを1日朝から家宅捜索。
勤務記録や健康状態に関する資料を押収して捜査する方針です。