鳥取県米子市の鳥取大学医学部附属院で、病院食としては珍しい、誰もが好きな人気メニューの試食会が開かれました。
ただこれまでは入院患者にとって「禁断のメニュー」だったようです。

5月29日に開かれた病院食の試食会。
参加者が口にしているのは、鳥大病院の入院患者に2025年5月から病院給食として提供されている「減塩ラーメン」です。
病院の管理栄養士と、米子市を中心に給食事業を展開している地元企業が連携し、半年かけて開発しました。

鳥大医学部・難波範行教授:
ラーメンのご希望というの非常に多いわけです。我々としても何とかお答えしたいと常々思っていた。

一般的なラーメンの塩分量は、一杯あたり約7グラム。健康な成人女性の1日の塩分摂取量6.5グラムを超えてしまう数値です。
このため、塩分摂取に細心の注意が必要な入院患者にとって「ラーメン」は食べたくても食べられない、いわば「禁断のメニュー」でした。

そこで鳥大病院が挑戦したのが、塩分量を減らしてもおいしい減塩ラーメン!チャーシューなどの具材は、茹でた豚ロースに変更。
醤油ベースのスープには、出汁を入れて美味しさはそのままに塩分を約2.9グラムまでに抑えたこのラーメンの開発に成功しました。

試食した人:
「おいしい…」
「しっかり味はするし、出汁の香りというか味も出ているので、本当においしいラーメンをいただいている感じ」
「麺がとにかくおいしい。入院中の楽しみになるなと思いました」

鳥大医学部難波範行教授:
おいしいものを食べると、きょう一日元気がでると思います。(今後も)鳥取大学医学部付属病院としては、さらにチャレンジを続けていきたいと思います。

鳥大病院は今後、地元企業との協力を重ね、このラーメンの販売を目指したいということです。
このラーメンは、7月5日に鳥大病院で開催予定のイベントで来院者に数量限定ながら試食してもらうということです。

TSKさんいん中央テレビ
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