国内最大級の宇宙ビジネス展が開催。
異業種からの出展も増えています。
小惑星探査機「はやぶさ2」の等身大模型に京都の伝統工芸・西陣織を使った宇宙服が展示されているのは、28日から東京ビッグサイトで開催されている日本最大級の宇宙ビジネス展「SPEXA」。
3回目となる今回は約320の企業や団体が一堂に会し、宇宙をより身近に感じる最新技術を展示しています。
JAXAのデータをもとに再現した月面の走行シミュレーションなど、体験型コンテンツもある一方、三井住友海上火災保険では「宇宙保険。」、シャープでは衛星通信アンテナなど、異業種のブースも目立っています。
RX Japan・吉田桜子営業統括:
これから先、月に人が暮らす時代がやってくるときには衣食住が必要になってくるので、異業種からの新規参入に関心が高まっていると感じる。
国内の宇宙産業の市場規模は約4兆円に拡大し、異業種からの参入も相次ぐ中、会場には地上で培ったノウハウを宇宙に応用した展示もされています。
2026年で創業460周年を迎えた老舗寝具メーカー・nishikawaのマットレスにスタッフが横になってみると、内蔵されたセンサーが心拍や呼吸などを“見える化”され、宇宙旅行に行く前の体調チェックや旅行中の健康管理をサポートします。
nishikawa・矢萩元重執行役員:
「眠りのその先へ」というビジネスプランを考えている。多くの企業と睡眠ソリューションを掛け合わせ、今、進めていきたい。
さまざまな模型を展示している竹中工務店のブース「Takenaka Space eXploration」のコンセプトは、月に暮らしを作る。
竹中工務店の佐藤達保リーダーは「月面の有人ローバー(探査車)がくっつき、一つの建築になる。月の色々なところにあれば、道の駅みたいなものになる」と話しました。
2040年代には月面で40人以上が滞在できる居住空間の建築を目指しています。
竹中工務店 TSX宇宙建築タスクフォース・佐藤達保リーダー:
宇宙には新しい土地がある。地面もあるし資源もある。我々、建設業としても地上の建設技術を月面に持っていくチャンスだと思い、この機会を逃さないという意思で参画した。
異業種の参入で活気づく宇宙ビジネス。
主催者も企業同士の交流を後押ししていきたいと言います。
RX Japan・吉田桜子営業統括:
私たちの展示会のプラットフォームを使ってもらい“新規参入向け”の新しいエリアを新設したり、何かお手伝いをできることがあればと思う。