5月27日は「世界カワウソの日」です。
福岡市動物園ではカワウソの生態や課題について知ってもらうイベントが行われました。
福岡市動物園の人気者コツメカワウソ。
◆訪れた人
「かわいい」
大人も子供もそのかわいさに魅了されます。
しかし…
◆福岡市動物園 飼育員 田中万絢さん
「かわいいだけじゃダメなんです」
というのも、今、世界でカワウソは絶滅の危機に瀕しているんです。
◆福岡市動物園 飼育員 田中万絢さん
「(ペットとして)飼いたいと思う気持ちが野生のコツメカワウソを減らすことにつながっている」
近年、日本ではカワウソ人気が高まり、ペットとして飼育する人も出てきていて、密猟に拍車がかかっているといいます。
5月27日は「世界カワウソの日」に合わせて、“かわいいだけじゃない”カワウソの生態について来園者に説明が行われたほか、強烈なニオイを放つ「ふん」も用意されました。
◆松尾アナウンサー
「くさ!つんと鼻の奥をさすような強烈なニオイがしました」
このふんをカワウソはしっぽを使ってまき散らしマーキングすることや、貝やカニの甲羅までかみ砕く鋭い歯を持つなど、ペットとして適さないことが伝えられました。
◆福岡市動物園 飼育員 田中万絢さん
「まずはかわいいから入ってもらっていいと思うんですけど、ペット需要を高めるような内容に容易に反応しない、SNSでいいねしたり拡散したりしないこと。野生にいるコツメカワウソにも目を向けてもらえたら、保全について考えるきっかけになるかなと思う」