聴覚に障害があり、かつて「筆談ホステス」として話題となった議員が国会で初めて質問に立ちました。
自民党・斉藤里恵議員:
本日、聴覚に障害のある私が、こうして質問に立つにあたり、多大な協力をいただきました。
2月の衆議院選挙で初当選した自民党の斉藤里恵議員は、1歳の時に病気で聴力を失い、20代のころに銀座の「筆談ホステス」として話題となりました。
27日の厚生労働委員会で、斉藤議員は音声読み上げソフトを用い、手話通訳者の担い手不足などを質問しました。
大臣らの答弁は、機械を通して文章で斉藤議員に示されました。
戦前にも聴覚障害の議員はいましたが、機械を使用しての質疑は今回が初めてで、26日に職員らがリハーサルを行い、備えていました。
自民党・斉藤里恵議員:
後押しいただきました皆さまに重ねて深くお礼申し上げる次第です。
斉藤議員は27日午後3時ごろ、FNNの取材に応じ、「聴覚障害当事者として、そして1人の母親として、これまで感じてきた困り事や制度と現実のギャップを国会という場で届けることができ、大変意義深い時間でした」と述べました。
斉藤議員は、質問を終えたあとに同僚議員らが手話で拍手をしてくれたことに触れ、「心のバリアフリーが垣間見えた瞬間だった」と振り返りました。