金属など素材の品質検査を手がける安来市の会社が松江市に新しい工場を開設しました。
超音波などを使って材料を壊すことなく内部を検査できる高度な技術を導入、地元企業の製品の品質向上に貢献します。
新しい工場を開設したのは、安来市の「キグチテクニクス」です。
松江市のソフトビジネスパーク島根に、2025年2月から整備を進めていました。
竣工式には会社の関係者のほか、島根県の丸山知事、松江市の上定市長など約40人が出席、新工場の完成を祝いました。
「キグチテクニクス」は、国内最大級の材料試験・評価を行う第三者機関で他の企業の製品の品質などの専門的な検査を手がけています。
新工場には最新の「非破壊検査技術」が導入され、航空機のエンジン用の大型部品も超音波などを使って内部の欠陥などを検査できるということです。
航空機産業に参入する県内メーカーにとっても製品の品質向上につながると期待されています。
キグチテクニクス・木口貴弘社長:
新工場整備の事業費は約18億円で、このうち建物や設備などに対し、県と市が合わせて約2億円を支援します。
新工場は、2027年春に操業を始める予定で、会社は操業開始後、3年間で新たに合わせて12人を雇用、その後もさらに雇用を広げる計画です。