2024年から噴火警戒レベル2が継続されている岩手山(岩手県)について、仙台管区気象台は地殻変動が落ち着いていることから、6月にも噴火警戒レベルを1に引き下げる方針を示しました。
岩手県庁では5月25日に岩手山に関する検討会が開かれ、仙台管区気象台が噴火警戒レベルについて火口周辺の立ち入りを規制する「2」から、「活火山であることに留意」を意味する「1」に6月にも引き下げる方針を示しました。
大地獄谷周辺など山の西側の地殻変動が落ち着いているためだということです。
一方で大地獄谷周辺では小さな地震が観測されていて、引き続き注意は必要だということです。
検討会では、噴火警戒レベルが「1」に引き下げられた場合、大地獄谷周辺を除く山の西側について入山規制の解除に向け安全対策などを進める必要があるとしています。
検討会の座長 齋藤徳美岩手大名誉教授
「突然1に下がりましたといって、あすから解禁というわけにはいかない。準備を並行してやっていく必要があり、その態勢をこれから取っていく」
また、7月から解除される予定だった東側の登山道からの入山規制については、噴火警戒レベルの引き下げにより時期が早まる可能性もあるということです。