キャスター経験で知った「味方」
2人にとってシングル現役引退から競技復帰の約2年間、さまざまな挑戦があった。このインタビューで特に2人が話したのは「キャスター経験」だった。
宇野は悩める鍵山優真、佐藤駿に救いの手を差し出し、彼らの背中を押すような言葉を送った。
本田は、先日引退会見を行った坂本花織、来シーズンも注目の島田麻央の現地取材も。
キャスターとして番組制作に携わったり、その“裏側”を知ったことで多くの発見があったと本田は振り返る。
「キャスターという立場で、世界選手権では中村光宏アナウンサーに『これってこうなった場合はどういう質問をしたらいいですか』などお話しして、思いを受け継いで、そうした質問をして選手の言葉を引き出せるようにということを目指してやってきました」
続けて本田は、戦いの場を別の角度から見たことで「味方」の多さに気づいたと明かす。
「一度、競技から離れて、質問する側などいろんなことを経験して、こんなに味方っているんだなというのを知りました。競技しているときは演技が良くなかったときにもどういうことを言ってほしいのかと思うような質問が来たりする。
それに対して、自分が本音で話しにくかったというところはあって。でも、質問する側に回って、本当にみなさん選手のことを思ってベストを願っていて、そういう裏側の姿を見たときに“意外と味方って多い”と感じました。今回の挑戦でいい笑顔で帰って来られるような、大会後にインタビューを受けられるようなそんな挑戦にできたら嬉しいです」
