中学生がお手柄です。4月、新潟市内の道路で下校途中に道に迷っていた80代の男性を助けた中学生に5月25日、警察から感謝状が贈られました。
25日、警察から感謝状を手渡されたのは新潟市江南区の曽野木中学校の1年生6人です。
【江南警察署 曽我正毅 署長】
「非常に価値があることで、周りの方に模範となる行動、大変ありがとうございました」
警察が「価値があり、模範となる行動」と称えたのは25日、欠席した生徒1人を含む7人の中学生のある行動について。
きっかけは4月10日午後5時すぎのことでした。
【記者リポート】
「男性は学校からほど近い交差点のこのあたりで目撃されました。周囲を見てみると、比較的交通量が多いことが分かります」
【小竹紗由さん】
「雨の中びしょ濡れになっていたので、『大丈夫ですか』と声をかけたら、『介護施設を探している』『寒くて死にそうだ』と言っていた」
1人で下校していた小竹さんが発見したのは、雨に濡れながら道路でたたずむ80代の男性。異変に気づいた小竹さんは、すぐに周りにいたほかの生徒にも声をかけたといいます。
【齋藤湊さん】
「雨がたくさん降っていて、傘もなかったのですごく寒そうにしていた」
【小竹紗由さん】
「1人では分からなかったので、みんなに声をかけて、みんなで協力して助けられた」
その後、用事のためその場を離れた小竹さん以外の6人で男性にそれぞれ声をかけながら中学校へ戻ると先生に状況を報告。
学校側から警察に通報があり、男性は無事に保護されました。
【中野空星さん】
「事情を言って先生を呼んできて、先生に学校に連れて行ってもらった」
警察のその後の調べで、この男性は新潟市江南区在住で、自宅から1人で歩いて外出していたところ道に迷ってしまったことが判明。男性にケガはなかったということです。
【中野空星さん】
「人の命を救えて、とてもうれしかった」
【小竹紗由さん】
「勇気を出して声をかけられてよかった」
7人の思いやりが1人の高齢者の命を救いました。