かつては宿場町として栄えた島根・松江市西部の「宍道町」。
今も町内には鉄道や高速道路が走り、空港からも近い交通の要衝です。
この立地の良さを地域のにぎわいにつなげようと5月24日、街歩きを楽しむイベントが開かれました。
勇壮に鳴り響く和太鼓の音色…。
24日、松江市宍道町、JR宍道駅周辺を会場に開かれたのは『宍道ターミナルフェス』。
駅前周辺に約20の出店、昔ながらの駄菓子屋さんに奥出雲町のブランド米「仁多米」やワイン、地酒の販売も…街を歩きながら訪れていきます。
奥出雲町からの出店者:
もうちょっと前は山陰本線と木次線のジャンクションみたいなもので栄えていたけどね。なんとか宍道を盛り上げようとしていて良い企画だと思う。
松江市の西部、宍道湖の南に位置する「宍道町」は、江戸時代の「宿場町」が置かれた交通・物流の要衝です。
町内には山陰道と松江道をつなぐ宍道ジャンクションがあり、JR宍道駅で山陰本線と木次線が分岐、特急列車も停車駅します。
さらに、出雲空港までは車で15分ほどと、今も島根県東部の交通の要です。
そんなロケーションの良さに恵まれた地域の魅力を再発見してもらおうと、このイベントが開かれました。
会場には出店の他、体験コーナーも。
「空き店舗」を利用したワークショップ。
かつて「まちの電気屋さん」として親しまれたお店でオリジナルTシャツを作ります。
訪れた客(子ども):
色々食べ物もあってすごく楽しいです。またやってほしい。
訪れた客(親):
路地とかも結構沢山あったりして、歩いていて楽しかった。
大人から子どもまで「街を散策する楽しさ」を感じていました。
イベントを企画したのは、宍道町出身の岡本和也さん。
高校卒業後、関西の専門学校に進学、現在は東京の建築設計事務所に勤務しています。
しんじけいと地域デザインラボ・岡本和也代表:
商店街がどんどんなくなって、今となってはそこが空き家となってきているのはすごい感じてて、そこを何とかしたいなと。
里帰りをするたび、寂しさが増すふるさとの街並み。
少しでもかつてのにぎわいを取り戻せないかと考え、2025年秋からイベントの準備を進めてきました。
しんじけいと地域デザインラボ・岡本和也代表:
JR木次線の利用や空港と宍道をつなげていく動きをしたい。まだ行政と協力ができていないので、いずれ僕らの活動に目を向けていただけるとすごい助かる。
恵まれた交通の利便性を地域づくりに生かす…岡本さんは、イベントを1回限りで終わらせず、これからも人と人が持続的につながる仕掛けを作っていきたいとしています。