イラン情勢の先行きが不透明な中、政府が実施しているガソリン補助金について自民党内では見直しを求める声が出ています。日々の暮らしに欠かせないガソリンの価格は今後どうなるのでしょうか?

若山悠介 記者:
静岡市のガソリンスタンドです。ガソリンの価格レギュラー1Lあたり160円となっています。ここ2カ月で160円台で推移しているということです

資源エネルギー庁が発表した5月18日時点のレギュラーガソリンの店頭価格は、全国平均で1Lあたり169.2円と前の週から0.2円値下がりしました。

ただ、価格が一定程度押さえられているのは国の施策による部分が大きく、政府が実施している40円程度の補助金がなければ1Lあたり200円を超える計算です。

ガソリンスタンドの利用者:
1L40円だと…(1回の支払いが)1000円くらい上がるんですかね

ガソリンスタンドの利用者:
補助金を入れてこの値段というのは、補助金がなくなった時に怖いというのは正直ある

今後も40円程度の支給が続けば6月末には補助金の基金が底をつく見通しで、このため自民党の中では見直しを求める声があがっています。

自民党・小林鷹之 政調会長:
(レギュラー1Lあたり)170円という水準を、これからもずっと支援し続けていく。まったく見直さないというのは、現実的ではない。持続可能ではない

ガソリンスタンドの利用者:
正直ずっとこの価格くらいでやってほしい。200円くらいに上げられてしまうと本当に困ってしまうので、ずっとこのままでやってほしい

高市総理はガソリンの補助金について「様子を見ながら適切に対応する」と出口戦略を明らかにしていませんが、地方での生活や仕事にガソリンは欠かすことができないだけに、消費者はやきもきしながら動向を注視しています。

こうした中、高市総理は5月25日午後5時半過ぎ、今後への万全の備えとして新たに中東情勢等対応予備費を創設することを発表しました。

この予備費は、エネルギー価格高騰など国際情勢の変化に伴う影響に対応するため使用するということです。

その上で、ガソリン補助金の金額については今後の物価動向や経済に与える影響を注視するとともに、政府として必要な検討を進めるとしています。

テレビ静岡
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