25日は全国的に広く晴れ、各地で真夏日が続出しました。

観光地の日光では、渇水の影響で遊覧船の船着き場が次々と消える異例の事態となっています。

猛暑日に迫る暑さとなったのが福岡・太宰府市です。

最高気温は33.8度にまで達し、街の人は打ち水で暑さ対策していました。

東京から来た観光客が選んだ食べ歩きグルメは…。

東京からの観光客:
めんたいこ茶漬けです。めちゃくちゃ暑いです。福岡と言えば、めんたいこなので頼みました。

一方、子どもたちはこの暑さで迷わずアイスをがぶりです。

25日、全国でことし初となる「熱中症警戒アラート」が沖縄・八重山地方に発表されました。

また、山梨・甲府市では最高気温30.8度を観測し、ことし6回目の真夏日となっています。

列島に再び訪れた季節外れの暑さ。
全国100地点以上で真夏日になりました。

梅雨を飛び越え、真夏が到来したことで懸念されるのが“水不足”です。

栃木県の日光にある人気観光地の中禅寺湖では、湖の水位が平常時に比べ3メートルほど低下していました。

その影響を受けているのが中禅寺湖を巡る遊覧船です。

湖から観光地へ向かう桟橋が次々と干上がり、4カ所ある遊覧船乗り場が1カ所だけしか使用できなくなったのです。

東武興業(株)中禅寺湖遊覧船・山田和行副支配人:
この10年間の中で1番下がっている状況。各桟橋で降りて、その場所の観光スポットに行く際の不便さは感じられていると思う。

この10年間で最も水位が低いという中禅寺湖では、“カラカラ”の影響が至る所で見られました。

水がない桟橋や、岸の辺りは岩がゴロゴロとむき出しになり湖の底があらわになっている場所もありました。

その影響で珍しい光景も見られ、本来は湖に浮かぶ島に“幻の道”が出現し歩いて行くことができるのです。

初夏の観光シーズンを迎える中禅寺湖。

観光客からも戸惑いの声が広がっていて、「ここから乗って、みんなで向こうから降りるというプランを考えていたので、1周して帰ってくるとなると、1日の中でのスケジュールが変わっちゃう」といった声も聞かれました。

遊覧船の運営会社は、そうした状況を逆手にとって、水位の低下によって出現した砂浜や幻の道が出現した島など“10年に1度、今だけの珍しい光景を楽しんで”といいます。

この季節外れの暑さはまだまだ続き、東京都心のピークは29日で、予想最高気温は32度と異例の暑さとなる見込みです。

熱中症への注意が必要です。