滋賀県大津市で、87歳の女性が警察官や金融庁職員を名乗る人物らに、キャッシュカードなどを盗まれたうえ、現金50万円をだまし取られる特殊詐欺事件がありました。
被害にあったのは大津市に住む87歳の女性で、きのう=22日、女性の自宅にデパートのお客様センターを名乗る女から電話があり「あなた名義のクレジットカードを使った女性がいた」などと言われたということです。
その後今度は、滋賀県警の警察官を名乗る男から電話があり「あなたのキャッシュカードやクレジットカードが誰でも使える状態になっている」などと説明されたということです。
さらに、自宅を訪れた金融庁職員を名乗る女が女性に対し「カードを封印しないといけない」などと言って、キャッシュカード2枚とクレジットカード1枚を封筒に入れさせました。
その後「印鑑が必要」などと言って女性が席を外したすきに、別の封筒にすり替えカードを盗んだということです。さらに「お金を新札に替える必要がある」などとうそを言い、女性から現金50万円もだまし取ったということです。
女性は一連の説明を信じ込んでいたということですが、兄に相談して「時間が経つにつれて、なんだかおかしい」と感じ警察に相談して事件が発覚しました。
警察は特殊詐欺事件として捜査するとともに、「キャッシュカードが使えない状態になっている」「現金を新札に替える必要がある」などという電話は詐欺を疑い、すぐに警察に相談するよう呼びかけています。