「妻からの要求に対して不満を持っていた」(鈴木達也容疑者)

 殺人の疑いで5月22日に再逮捕された、旭山動物園の飼育員・鈴木達也容疑者(33)。

 かつて来園者にむけて丁寧に解説していた男。取り調べで語ったのは、妻に対する不満でした。

 鈴木容疑者は3月31日午後6時30分ごろから午後8時30分ごろまでの間、旭川市の自宅で妻の由衣さんを殺害した疑いがもたれています。

 「ロープで首を絞めて殺した」(鈴木容疑者)

 「鈴木容疑者はその日のうちに車で遺体を運んで旧東門から焼却炉に向かったとみられています」(八木隆太郎アナウンサー)

 鈴木容疑者は殺害後に自宅から由衣さんの遺体を運び、自身の車で動物園へ。

 この時間すでに営業時間は終了していて、勤務時間も過ぎています。

 職員用の通用門にいた警備員に何らかの理由を伝え、園内へ立ち入ったとみられています。

 警察によりますと、焼却炉からは複数の人骨が見つかっていて、由衣さんのものだと特定されました。

 殺害を裏付ける証拠のひとつとなったのが、「ロープ」でした。

 警察によりますと、動物園から複数のロープが押収されました。

 警察は犯行に使われた可能性があるとみて関連を調べています。

 夫婦の間にいったい何があったのか。

 鈴木容疑者は夫婦間で不満があったと主張。

 さらに、

 「残らないよう燃やし尽くしてやる」(鈴木容疑者)

 捜査関係者によりますと事件前、鈴木容疑者は由衣さんを脅していて、由衣さんは親族に「脅されている」とメッセージで伝えていました。

 一方で、夫婦の仲睦まじい様子を見ていた人たちも。

 「お二人で屋根の点検などして仲良くしていましたよ。優しそうな、仲の良さそうな奥様は明るい感じですよね。ご主人も優しそうなタイプ」(近所に住む人)

 「容疑者の殺人での再逮捕を受け、来園者からは事件の真相解明を求める声が広がっています」(八木アナウンサー)

 「家族連れで来る人も多いと思うので、こういう場所で(焼却などを)するのはちょっとどうなのかなと思います。事件を解明してもらって、事件が解決したらいいなとは思います」(来園者)

 職員が殺人の疑いで再逮捕されたことを受け、旭川市は「今後とも警察の捜査の進展を注視していく」とコメントしています。

北海道文化放送
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