濃厚な豚骨しょうゆベースのスープと食べ応えのある中太麺が特徴の家系ラーメン。
人気のラーメン店で、いま頭を悩ませていたのが店の“生命線”でもある光熱費の高騰です。
大輝家直系 家系ラーメン 大総家・店長:
また電気代が上がって、あとガスなど全部値上げになって心配ですね。
21日、6月使用分の電気・ガス料金の見通しが発表されました。
中東情勢の影響が広がる中、東京電力は6月使用分の電気料金が標準的な家庭で5月より23円値上がりし、8818円になると試算。
ガス料金も東京ガスで22円値上がりし、5793円になる見通しです。
今後、中東情勢緊迫化の影響が料金に一段と反映されていく見込みで、さらなる値上がりが懸念されています。
食料品などの物価高が続く中、追い打ちをかける光熱費の値上がりに、街では「パッと見た金額は大きく感じないけど、積み重ねなので正直痛いなとは思います。どこで切り詰めていこうかなっていう心配はある」「結構上がるんですね、なるほど…。毎日使うものの金額は上がってほしくないと切実に思います。我々の給料も上げてくださいって感じ」「上がらない方がありがたいけど、昨今の状況を見ると仕方がない」といった声が聞かれました。
そして、大きな影響を受けるのが飲食店です。
訪れたのは都内にある人気ラーメン店、お昼どきの店内は多くの客でにぎわっていました。
お客さんをとりこしているのが家系ラーメンの濃厚なスープ。
うまみが凝縮されたスープに仕上げるためには、強火で長時間煮込む必要があります。
それに加え、麺をゆでるためには常にお湯を沸騰させておかないといけないため、店では1日15時間以上、ガスを使い続けています。
さらに、厨房(ちゅうぼう)内は熱気がこもりやすいため冷房を強めに設定して対応しています。
店によると、半年前と比べるとガス代は1カ月約28万だったのが今は32万円ほどに。
電気代も2万円近く負担が増加しているといます。
食材の高騰などもあり、店では2026年1月に50円値上げしたばかり。
さらなる値上げには踏み切れないといいます。
大輝家直系 家系ラーメン 大総家・店長:
今月は多分電気代もっと値段いくと思います。心配ですね、お客さんがいないときはエアコン消したりとか、なるべく節約してちょっと苦しいけど頑張るしかないですね。