兵庫県の住宅で74歳の母親と52歳の娘の遺体が見つかった事件。

凶器が発見されない中、住宅の中には現金入りの財布が残されていたことが新たに分かりました。

兵庫・たつの市の住宅で、住人の田中澄恵(74)さんと次女の千尋さん(52)が、血を流して死亡しているのが見つかって、21日で3日。

雨の中捜査関係者が次々と入り、現場周辺では21日も現場検証が続けられています。

2人には首や上半身に複数の刺し傷があり、母親の澄恵さんにより多くの傷があったということです。

また、現金の入った財布が住宅の中に残されていたことが新たに分かりました。

74歳の母親と、52歳の次女にいったい何があったのでしょうか。

近隣住民からは「娘さんが5年前くらいに帰ってきた。それまではご主人と2人だったが、ご主人が亡くなって娘さんが(来た)。(澄恵さんは)いつもニコニコしてて優しそうな普通のおばあちゃんだった」「面白くてけっこう冗談とか言って楽しませてくれる方。ノリのいい感じで」といった声が聞かれました。

明るい性格だったという澄恵さん。

地域の行事にも欠かさず参加していたといいます。

近隣住民:
地域の行事には必ず参加される。奉仕作業とか、ゴミとかリサイクルの当番とか、お祭り、土手を掃除したり、ごみ拾いしたり。

澄恵さんは、現在の住宅に引っ越す前は近所の借家に住んでいて、ネコ数匹を飼っていたといいます。

澄恵さんからネコを譲ってもらったという人に話を聞くことができました。

ネコを譲ってもらった近隣住民:
(澄恵さんは)動物をかわいがっていて、(ネコが)5~6匹以上はいたと思う。引っ越していったときに1匹戻ってきてしまって、うちの子にもなついていたのでこの子を飼わせていただきますと。いただいてよかった、ありがとうとお礼を言った。

譲ってもらったというネコは、澄恵さんが「ピヨ」と呼んでいたので、そのまま「ピヨ」という名前にしたということです。

また次女の千尋さんについて、近所の人は「1回だけお会いした。ハキハキ、ちょっとボーイッシュな元気そうな人」「仕事で多分遠くに出ていたが、体調不良か何かで戻ってきたという話は聞いた。2人(澄恵さんと千尋さん)は仲が良かったと思う」などと話しました。

捜査関係者によりますと、2人は発見前日の5月18日より前に死亡したとみられるということです。

また、これまでの現場検証で凶器は見つかっておらず、住宅の中だけでなく外側の玄関先にも血の痕があったということです。

警察は21日朝から2人の遺体を司法解剖し、詳しい傷の状況や死因を調べています。

関西テレビ
関西テレビ

滋賀・京都・大阪・兵庫・奈良・和歌山・徳島の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。