前知事が自身のセクハラ問題で辞職したことから2026年1月に行われた福井県知事選挙で、落選した候補の陣営で運動員を買収したとして、維新の鯖江市議会議員が逮捕された。
演説会で大学生に4000円ずつ手渡す
公職選挙法違反(買収)の疑いで書類送検されたのは、日本維新の会所属の土田光鯖江市議(33)。
捜査関係者などによると、土田市議は1月の知事選挙の際、福井市内で開かれた元越前市長・山田賢一候補の演説会に参加した20代の男子大学生7人に1人4000円の報酬を渡した疑いが持たれている。
7人は山田候補と共にガンバロー三唱に加わり、聴衆らに山田候補への投票を呼び掛けたという。
前知事がセクハラ問題の責任を取り辞職した事に伴う福井県知事選挙は、1月25日に投開票され、新人3人の戦いを制して、元外務省職員の石田嵩人氏が初当選を果たした。
落選した山田候補は、セクハラ辞職した杉本前知事の時代に副知事を務めた後、越前市長選に。当時は2期目を務めていたが、杉本氏が辞職したのに伴い、県議会からの出馬要請を受けて越前市長を辞し、知事選挙に出馬していた。
県警は捜査に支障が出るとして土田市議の認否を明らかにしておらず、組織的な犯罪の可能性や余罪も含めて捜査を進めている。
