福井県坂井市で19日に開幕した北陸三大祭の一つ「三国祭」。中日の20日は祭りのハイライト、山車巡行です。高さ6mほどの迫力のある山車が港町を練り歩き、元気の良い掛け声とお囃子が初夏を彩っています。
山車巡行が行われている三国祭の会場から佐々木拓哉アナウンサーの中継です。
中日の20日は町内を練り歩いた6基の山車が、えちぜん鉄道三国駅前に続々と集まりました。
町内 32ある地区から毎年交代で、当番に選ばれた地区から6基の山車が出されます。今年は、源義経や前田慶次などの歴史上の武将や歌舞伎などを表現し、どれも迫力のある山車となっていて、見物客の目の前を通るたびに歓声が上がっています。
山車1基あたり、関わるのは70人から80人。曳き手が山車を引いて舵取りをします。その山車に乗り巡行を盛り上げるのは、お囃子を担当する小学生。元気のいい掛け声と笛や太鼓で盛り上げます。
三國神社前に集結した6基の山車は午後1時に出発。今回は特別に、山車の上にカメラを設置させていただきました。山車は、大勢の観客がいる細い路地を絶妙な舵取りで進んでいきます。
夕方になり、三国駅前には山車を見ようと多くの見物客が集まっています。今年は初の試みとして、三国駅前に有料観覧席が設けられました。
先程から、順番に山車が出発し、三国駅の前でのダイナミックな方向転換を行い、再び町内を練り歩き始めています。祭りのクライマックスを見届けようと、多くの観客が訪れ会場は盛り上がりを見せています。
6基の山車は、この後も町内を練り歩きながら三國神社に向い、再び集合します。
約300年の歴史があり、県の指定無形民俗文化財となっている三国祭ですが、この歴史ある伝統行事を保存し継承していこうと、市は今年から民族学の専門家を招き、現地調査を実施しています。
伝統ある祭りを盛り上げようと、今年も町内外から多くの人が山車の巡行に携わりました。この思いと熱気は、次世代へとつながっていきます。
以上、山車が巡行する三国祭の会場から中継でした。