いわゆる『青切符』制度導入から1カ月半がたちましたが、自転車に乗るときのルールは細かい点までご存じでしょうか?

熊本市内の道路を例に正しい自転車の運転の仕方、警察への取材をもとにお伝えします。

4月1日から導入された自転車に対する『交通反則通告制度』、いわゆる『青切符』制度。自転車の交通違反に対して反則金の納付を通告するものです。

違反項目が増えたり、罰則が強化されたりしたわけではないものの、刑事手続きが多かった従来の『赤切符』よりも迅速に運転手の責任追及ができるように。

『青切符』について街で聞いてみると・・・。

【街の声】
「自転車用の道路が整備されていないのに車道側を走るのは危ないと思うことがある」
「ルールを知らないからまずは共有してほしい。細い道は歩道の方が安全なんじゃないかなと思う」
「(ルールの)種類が多すぎて何がダメなのか分かっていない」

反則金の対象となる行為は計113の項目。主なものとして『車道の右側通行』『一時不停止』『無灯火』『携帯電話の使用』などが挙げられます。

反則金対象項目の中でも街の人からの疑問の声が多かった『車道の右側通行』について熊本市内の道路を例に考えます。

まずは、東区の国道57号線通称『東バイパス』と『国体道路』が交わる保田窪北交差点です。車の通行が多く、車道を走行するのは少し危険な印象も受けますが、こちらの標識に注目すると・・・。

【熊本県警察本部 交通部 交通企画課 西村 一紀 課長補佐】
「両側の歩道には、『普通自転車歩道通行可』という交通規制があり、歩道を通行できます。歩道の中央から車道寄りの部分を徐行していただくようお願いしたい」

同じ標識は、中央区の鶴屋百貨店近くにも設置されています。

また、こちらは北区、熊本電鉄・八景水谷駅付近です。線路沿いのガードレールと車道が近く、自転車が通行する路側帯が非常に狭くなっています。

【西村 一紀 課長補佐】
「自転車から降りて最寄りの歩道を歩行者として通行することも選択肢の一つ。車道を走行する場合にはできる限り左端を」

その場の状況に応じ、自転車から降りて安全を確保することも重要です。

そして、こちらは中央区大江、熊本学園大学の近くです。青い部分は自転車のみが通行できる『普通自転車専用通行帯』。県内ではここ1カ所だけですが、左側通行がルールです。

警察によりますと、熊本県内では今年1月から3月末までに自転車の事故が113件発生、1人が死亡、114人がケガをしています。

当事者の約5割に何らかの法令違反があったということで、改めてルールを確認することが事故防止につながります。

21日は、青切符制度で最も高い反則金が定められている『ながらスマホ』の危険について考えます。

テレビ熊本
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