14日午前9時半ごろ、栃木・上三川町の住宅に複数の人物が押し入り、住人の富山英子さん(69)が殺害された強盗殺人事件。
事件後、現場付近で確保された16歳の高校生の少年は「同じ学年の人物が仲間にいて、それに誘われて入った」「ほかの仲間は車で逃げた」という驚きの供述をしているということです。
少年は仲間とともに富山さん宅に押し入り、金品を物色中に英子さんの胸部などを凶器で突き刺すなどして殺害した疑いで逮捕されました。
少年確保の目撃者は「ここで(少年が)捕まったんじゃないですかね。私家にいたけど、おまわりさんが2人~3人いた」と話します。
犯行時刻直前、現場近くの防犯カメラには、目出し帽をかぶり全身黒の服を身にまとい、手にバールのようなものを持った人物が映っていました。
近隣住民:
何だね?って(目出し帽の人物に)こう言ったんですよ。そうしたら何か言ったんですけど、よく聞き取れなかったんですよ。帰りがけに「頑張ってきます」って、こう言ったんですよ。
現場からは、逮捕された少年のほかに3人が逃走したとみられています。
その後の捜査関係者への取材で、少年が「同じ学年の人物が仲間にいて誘われて入った。ほかの仲間は車で逃げた」という趣旨の供述をしていることがわかりました。
フジテレビ・上法玄解説委員:
“トクリュウ”といわれる匿名・流動型犯罪グループが背景にあるといわれている。取っ換え引っ換え人が必要になってくる。結局「捨て駒」「使い捨て」、そういう形で応募してきた人たちを扱っているともいえる。
指摘するのは、少年らを犯行にいざなうグループの存在です。
フジテレビ・上法玄解説委員:
分別のつかない子ども。これが今ターゲットになっている。短時間で高額なバイト代が稼げるなんて話は世の中にはない。すぐに警察に通報して相談していただきたい。
富山さんの家族を巡っては気になる情報もあります。
4月上旬、県内に住む次男の家で窃盗被害が発生。
その後、4月下旬から5月にかけては、今回の事件の自宅周辺で不審な車両やバイクなどが目撃され、親族が警察に連絡していました。
近隣住民は「黒っぽいスクーターみたいなバイクに寝そべって、スマホか何かを見ていたような感じで」「黒い車に多分2人乗っていた。そのうち1人が逃げて、1人が捕まった。回覧板に車の写真があった。横浜ナンバーだな」と話します。
警察は5月7日、不審車両に乗っていた41歳の男を逮捕していて、窃盗事件や今回の事件との関連を捜査しています。