スーパーで次々と撤去されていたのは、買い物客が無料で使えていたロールタイプのポリ袋。
その理由は、各地で不足が指摘されているナフサです。

マルコストアー・山川悟史社長:
中東情勢の影響で、プラスチック製品、レジ袋もそうだが品薄状態で不足している。

ポリ袋は石油を由来とするナフサを原料としていて、メーカー側から「今後、出荷制限をかけざるを得ない」と連絡があったといいます。

買い物客からは、「どうしよう本当に」「困る。使っている人は」「いままですごく助かっていた人たちがたくさんいると思う。こういう情勢でいつも困るのは私たち」などと話しました。

店は、自由に使えるポリ袋は廃止する一方、肉や魚などの生ものをレジでポリ袋に入れるサービスは今後も続けるとしています。

私たちの暮らしにじわじわと広がる中東情勢の影響。

一方、赤沢経済産業大臣は15日、「原油や石油関連製品については、石油備蓄の放出や各国からの代替調達を通じて、日本全体として必要となる量は確保できている」と、改めて必要な量は確保できていると強調しました。

しかし、影響は物価の優等生といわれるキノコにも迫りつつあります。

群馬・みなかみ町でキノコ栽培をしている企業「月夜野きのこ園」。

月夜野きのこ園・金子崇範社長:
エノキとかエリンギとかブナシメジは(プラスチックの)瓶で栽培するが、業者の話だと原材料が手に入らないと聞いている。

栽培に使うプラスチックの容器が手に入りにくくなっている他、菌床と呼ばれる土台にかける袋なども品薄となっていて、今後2割から3割値上げされるということです。

月夜野きのこ園・金子崇範社長:
モノがなくなっちゃうのが一番怖い。モノがあるなら仕入れて、他は経費を削減するしかないかなと。

東京都内のパスタ専門店「いたりあ小僧」。
キノコがたっぷり入ったしょうゆ味のパスタが人気メニューの1つです。

こちらの店では、今のところキノコの仕入れ価格や量に大きな変化は出ていないといいますが、今後に不安を感じているといいます。

いたりあ小僧・根岸秀夫店主:
石油がこんな感じなので、トレーやパックが値段的に(高く)なっちゃうと思う。とりあえずは、まだ値上げせずに頑張ろうかなと。

北海道文化放送
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