福岡市内で外に止めた車に付着しているとの声が相次ぐ「黄色い粉」。
黄砂ではないという、この「謎の粉」の正体とは一体?
5月に入り、福岡市内の人たちからSNSに相次いで投稿されている、車に付着した「黄色い粉」。
投稿者のコメントには…
「黄砂かなと思ってたけど、そんなに黄砂飛んでないらしい…あなたは誰ですか?」
街で聞いてみるとー
◆街の人
「私の家の車がこれ(粉が付着)。しょっちゅう洗っている」
◆街の人
「体調悪そうにしている人は見かける。せきしたりとか。黄砂かなと勝手に思ったり」
◆街の人
「黄砂とか、空気中の汚れ?」
福岡の人たちからは、「黄砂なのでは?」との声がー
しかし、福岡管区気象台によると「5月に入って黄砂の飛来は確認されていない」とのこと。
では、この「黄色い粉」の正体は一体何なのか?
取材班は、車に付いた「粉」を採取し、専門家に調べてもらうことにしました。
訪ねたのは、福岡市南区の福岡病院。
黄色い粉を顕微鏡で見てもらうと…
◆福岡病院 耳鼻咽喉科 押川千恵医師
「ほとんどマツの花粉。両側に黒い袋のようなものが2つある。これがマツ花粉の特徴」
その正体は、4月の中頃から飛び始めるという「マツの花粉」でした。
◆福岡病院 耳鼻咽喉科 押川千恵医師
「スギやヒノキの花粉に比べて(マツ花粉は)直径が2倍くらいある。物理的に花粉が目・鼻・のどに入ると刺激感が出る」
押川医師によると、マツの花粉は、スギやヒノキに比べアレルギー症状を引き起こしにくい一方、粒子が大きく、目につきやすいといいます。
さらに今年は…
◆福岡病院 耳鼻咽喉科 押川千恵医師
「過去5年の間で比較すると最も多く飛散している。猛暑との関連はあるのではないかと思うが、はっきりとした理由は分からない」
マツの花粉の飛散量は5月上旬でピークを過ぎ、これから下旬にかけて徐々に落ち着いていくということです。