◆多田野さんは県公安委員長や県体育協会の会長も務める
東京証券取引所プライム市場上場のクレーンメーカー、タダノ(高松市)の元社長、多田野弘さんが、5月5日に死去していたことがわかりました。105歳でした。
高松市出身の多田野さんは1948年に高松市藤塚町に設立された多田野鉄工所で専務に就任。1963年から16年間、社長を務めていました。その後、会長、相談役、最高顧問、名誉顧問などを歴任しています。
創業者で父親の多田野益雄さんとともに1955年にトラックの荷台にクレーンを取り付けた、オリジナルの「油圧式トラッククレーン」を国内で初めて開発するなど、クレーンメーカー大手の礎を築きました。
多田野さんは香川県公安委員長や香川県体育協会(現在の県スポーツ協会)会長も務めました。
◆旧海軍の整備兵の多田野さんは自らの戦争体験を語り続ける
第二次世界大戦中、旧海軍の整備兵だった多田野さんは、多くの若者の命が奪われた戦争の悲劇を二度と繰り返してはならないという想いを胸に、自らの戦争体験も語り続けてきました。
タダノによりますと葬儀・告別式は近親者で済ませたということです。