食中毒が発生したのは、福島県天栄村の宿泊施設「エンゼルフォレスト白河高原」。
5月5日、この施設でローストビーフやちらし寿司など、夕食を食べた7歳から70代までの男女64人が下痢やおう吐などの症状を訴えた。

「お金だけじゃなくて時間とかすべてが狂ってしまったので、そこにすごく憤り」
家族6人で大型連休の思い出作りに訪れていた佐藤さん(仮名)。
夕食会場は非常に混雑していて、地元食材を使ったバイキングを楽しんだ。
佐藤さん(仮名)によると、家族全員が共通して食べたのはローストビーフ。「レアな部分と火が通っている部分の差が激しいなと思っていました」と語る。

夕食を食べた数時間後から翌日までに、家族6人がおう吐や腹痛に襲われた。
佐藤さん(仮名)は「ゴールデンウィークが台無し。きちんとした説明・対応、うちだけじゃなくて被害に遭った皆さんに、ちゃんとしてほしい」と訴える。

調査の結果、原因の特定には至っていないが、福島県は食中毒と断定し、この施設を5月11日から3日間の営業停止処分とした。
症状を訴えた64人のうち、2人が入院し8人が通院しているが、全員快方に向かっているという。

福島県内では2026年に入って10件の食中毒が発生していて、気温が上がり始めるこの時期に増加する傾向があることから、福島県は調理するときには手洗いをしっかり行い、十分加熱するなど注意を呼びかけている。

福島テレビ
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