からだがまだ暑さになれていないこの時期、重要なキーワードは「暑熱順化」だ。
■サウナで暑熱順化
福島県福島市のサウナで皆さんの声を聞いてみると…「冬場なかなか汗かきにくかったりするので、いい汗かいています」「(サウナ通い始めてから)気温上がった時に汗がかきやすくなったなというのは体感としてはあります」といった声。
この「汗をかく」ということが「暑熱順化」に効果的だとサウナもPRしている。
サウナ・F-tuuli支配人の孫田陵馬さんは「本格的な暑さが来る前に、まず身体が暑さになれるということを、サウナを使って効率的に対応していただけるとよろしいかと思います」と話す。
■暑熱順化とは
「暑熱順化」とは体を暑さに慣れさせること。暑熱順化できてない体は、熱が逃げにくく体温が上昇やすいうえ、汗に含まれる塩分が多くナトリウムを失いやすい状態だ。汗をかくことに慣れ、熱を逃がしやすくすることで熱中症予防につながる。
福島県医師会・藁谷暢常任理事は「普通は数日から始まって2週間くらいで出来上がると言われています。軽いウォーキングとかですね、ジョギング、あとは自転車に乗るとか、汗をかくような行動をしていただくのがいいと思います」という。
■無理は禁物
一方、急に無理をするのは厳禁!ウォーキングなら30分程度の早歩き、入浴なら2日に1回40℃前後の湯船に浸かること。サウナも軽くジョギングしたときくらいの脈拍になるのが目安だ。水風呂などでしっかり身体を休ませ、時間をかけて少しずつ体を慣らしていくことがポイントだ。
福島県医師会の藁谷常任理事は「あまり(急な)負荷をかけすぎると悪影響につながってしまう。普段からやっていることプラスアルファくらいで少しずつやるのがいいと思います」と話す。
本格的な暑さが来る前に、しっかりと準備を進めておこう。