29日朝、秋田市で撮影された映像に映っていたのは、体長1メートルほどとみられる真っ黒いクマ。
別の映像では、餌を探しているのか、地面のにおいをかぎながら歩いていました。
ゴールデンウィークに入った29日午前10時過ぎ、秋田市の海沿いにある防波堤付近にクマが出没。
その時、近くでは釣りのイベントが行われていて、大勢の釣り客が来ていたとみられています。
クマを目撃した人に話を聞くと、「草むらの上のほうに行って、そのあと戻ってきて海の方へ行った。最初はびっくりしたけど、今はもう慣れている」と話していました。
今回のクマはえさを求めて海に来たのでしょうか。
現場の周辺では、27日から目撃情報が相次いでいました。
連日、多くのクマが出没している秋田県。
28日の夕方には、県内の国道を走行中の車の前を猛ダッシュで横切り、車と衝突する寸前でした。
4月だけでもクマの目撃が300件を超えた秋田県。
いつ、どこに出没してもおかしくありません。
29日からゴールデンウィーク本番。
観光地のキャンプ場では警戒が高まっていました。
北欧の杜公園 オートキャンプ場・石川博一さん:
動物を威嚇する音声がランダムに24時間流れています。
クマ対策を強化した北秋田市のキャンプ場では、ごみ置き場も金網でしっかりガード。
さらに、チェックインの窓口ではチラシを用意し、利用者に注意を促していました。
北欧の杜公園 オートキャンプ場・石川博一さん:
ゴミの分別方法、保存方法と、万が一にクマに出合ってしまった場合の対処法などを説明します。
利用客も、警戒する中でキャンプを楽しんでいました。
利用客:
爆竹を常に準備して、クマが出たら鳴らせるようにしている。
一方、福島市でも28日、河川敷でクマが目撃されました。
その影響で、1000人以上が参加する予定だった29日開催のウォーキングイベントが急きょ、中止に。
その後、目撃された現場で警察などが捜索を行いましたが、クマの行方はつかめませんでした。
市や警察によりますと、クマが目撃された28日午後3時半ごろ、現場では黒い服を着た男性が野草を採取していたことが判明。
目撃者がクマと人を見間違えた可能性もあるとみられています。