韓国の高等裁判所は29日、「非常戒厳」宣言を巡り身柄拘束を妨げた罪などに問われた尹錫悦前大統領に対し、一審より重い懲役7年の実刑判決を言い渡しました。
尹被告は2025年1月、捜査機関が非常戒厳をめぐり拘束令状を執行しようとした際に、大統領警護庁に指示して捜査を妨害した罪などに問われていて、今年1月の一審では懲役5年の実刑判決が言い渡されていました。
29日午後、開かれた判決公判でソウル高等裁判所は「警護庁の公務員を自らの保護のために私兵のように使用した」などとして尹被告に一審より重い懲役7年(求刑・懲役10年)を言い渡しました。
尹被告は判決後、弁護団に対し「あまり落胆しないように」と話したということです。
弁護団は上告する方針を示しています。
尹被告は今回の判決とは別に内乱を首謀した罪について、一審で無期懲役判決を受けていて今後、高裁で審理が進められる予定です。