福岡県は28日、大分や宮崎を経て福岡と鹿児島を結ぶ「東九州新幹線」が開業した場合、年間約700億円の経済波及効果が生まれるとする試算を公表しました。
県が公表した試算によりますと、東九州新幹線が北九州市から大分市や宮崎市を経て鹿児島市にいたる日豊線ルートで開業した場合、福岡県を訪れる人の数は日帰りと宿泊をあわせてコロナ禍前の2019年度よりも年間528万人(13.4%)増えると見込まれ、関連産業を含めた経済波及効果は年間699億円に上るということです。
また、整備による県内への経済波及効果は6661億円と試算しています。
東九州新幹線は1973年に基本計画路線として決定されてから約50年にわたり進展がない状況が続き、県はこれらの試算を通じて「次の段階である整備計画路線への格上げを目指し、県内の機運醸成を図りたい」としています。