多くの子供が2歳までにかかる呼吸器の感染症「RSウイルス」のワクチン接種が4月から無償化されました。

福岡県内の病院では、接種に訪れる妊婦が増えています。

福岡県那珂川市にある産婦人科のクリニックです。

今、多くの妊婦が接種しているというのが…。

◆記者リポート
「こちらが今月から接種が無償化された『母子免疫ワクチン』です」

出産した赤ちゃんのRSウイルス感染を防ぐため、「母子免疫ワクチン」の妊婦への接種が4月から無償化され、希望者が相次いでいるといいます。

◆接種した妊婦(31週)
「打ちました、2週間前くらいに。『無料だったので受けておこうかな』みたいな感じ」

◆接種した妊婦(36週)
「上の子がRSウイルスに(出産)すぐにかかって、『これは危ないな』と思って打った」

RSウイルスは発熱やせきなどの症状が続く感染症で、乳幼児がかかりやすく、特に生後半年までの赤ちゃんは肺炎や気管支炎などを引き起こす恐れがあるといいます。

◆マミーズクリニックルナ 吉冨智幸 院長
「小さいうちに感染してしまうと重症化リスクが高いですから『生まれる前から赤ちゃんに免疫を持ってもらう』という意味で、今回(無償化の)対象になったんだと思います。大体4分の1くらいは重症化して入院が必要になってきますので。予防ができれば一番いい」

接種の対象になるのは、妊娠28週から36週までの妊婦です。

これまでは任意接種で約3万円が自己負担となっていて、無償化されたことで接種希望者は約4倍に増えたといいます。

◆マミーズクリニックルナ 吉冨智幸 院長
「普通のワクチンと同じで(副作用を)そんなに怖がるようなものではないと思います。1人でも苦しい思いをしない子供が増えてくれるのは、いいことだと思っています」

医師は「将来的にぜんそくなどを患うきっかけになりかねないので、積極的に接種を検討してほしい」と呼びかけています。

テレビ西日本
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