2022年に完成した八代市の新庁舎建設にかかる百条委員会が28日開かれました。証人として、元市職員が入札の評価方法について、当時の中村 博生市長から、
総合評価方式を採用するよう電話で指示があったことを証言しました。

2022年に完成した八代市の新庁舎をめぐっては、特定の業者に有利な基準が設けられたなど疑惑が持たれていて、市議会の百条委員会が調査しています。28日は、証人として、新庁舎の建設工事に関わった市職員など3人が証言しました。

【当時 新庁舎建設課長の元職員】
「(当時の中村)市長から私の携帯に『新庁舎は総合・一括でよかか』と連絡があった。電話を切ったあとすぐ新庁舎は総合評価の一括で指示があったと伝えた」

元職員は入札の評価方法について、それまでの価格評価から総合評価に変更するよう、当時の中村市長から指示があったと証言。一方で、その評価基準については当時の財務部長から「一切変更せずに進めてほしい」と評価基準を示されたということです。

【当時 新庁舎建設課長の元職員】
(評価基準は誰が作成したと思いますか?)「分かりません。ただ、我々が作った案とは明らかに違うものだった」

百条委員会は5月も開かれ、当時の幹部職員への証人喚問を行う予定です。

TKUの取材に対して、中村 博生前八代市長は「私の方から電話して、職員に確認することはないし、今回の件も電話していない」とコメントしています。

テレビ熊本
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