銀行の行員が、顧客の氏名などを含む銀行内部の映像をSNSに投稿して拡散し、銀行が謝罪する事態となった。

SNS上で拡散している動画は、福岡市に本社がある西日本シティ銀行の支店とみられる室内で撮影されていて、若い女性がスマートフォンのカメラを使って、他の職員や行内のホワイトボード、パソコンの画面あどを撮影している様子が映っている。

ホワイトボードには「業務目標」「新規開拓5件」などの文字や、個人の氏名、融資金額とみられる数字などが書かれていた。

「BeReal」というSNSが発端となって拡散したとみられ、「BeReal」はXのトレンドワードとなっている。

西日本シティ銀行は30日、行員が投稿した映像が拡散していることを認め、映像には7人の顧客の氏名が映っていた事を明らかにした上で、「お客さまをはじめ、多くの皆さまに多大なご迷惑や心配をおかけすることになり、心から深くお詫び申し上げます」などと謝罪するコメントを出した。

7名の顧客には個別の謝罪と説明をするとしている。

SNSには「銀行の生命線である『信頼とセキュリティ』を根底から揺るがす大事件」「ありえない。銀行は個人情報、経済的秘匿情報の塊だ。研修でやらんかったのか」「銀行の目標数値が内部から動画で拡散されるなんて 金融機関の歴史上、前代未聞じゃないだろうか」など、驚きの声が多数投稿されている。

以下、西日本シティ銀行のコメント全文

この度、当行職員がインターネット上に投稿した営業店執務室内を撮影した動画や画像が、拡散された事案が判明いたしました。

お客さまをはじめ、多くの皆さまに多大なご迷惑や心配をおかけすることになり、心から深くお詫び申し上げます。

現時点で、執務室内の動画や画像には、7 名のお客さまの個人情報(氏名のみ)が記載されたホワイトボードが映っておりました。

対象の方には、個別にお詫びとご説明を申し上げます。

社会的・公共的に大きな役割を担い、信用を旨とする金融機関として、かかる事態を招いたことについて、役職員一同深く反省いたします。

当行は、本件を厳粛に受け止め、二度とこのような事態を起こさないよう、全行あげてコンプライアンス遵守や情報管理を徹底し、再発防止に努めてまいります。

プライムオンライン編集部
プライムオンライン編集部

記者として社会部10年、経済部2年、ソウル支局4年半の経験を持つ編集長を筆頭に、社会部デスク、社会部記者、経済部記者、モスクワ支局長、国際取材部記者、報道番組ディレクター・プロデューサー、バラエティー制作者、元日経新聞記者、元Yahoo!ニュース編集者、元スポーツ紙記者など様々な専門性を持つデスク11人が所属。事件や事故、政治に経済、芸能やスポーツまで、あらゆるニュースを取り扱うプロ集団です。