NPT=核拡散防止条約の再検討会議が27日、ニューヨークの国連本部で開幕し、アメリカとイランが非難の応酬を繰り広げるなど、初日から各国の対立が表面化しています。

会議では冒頭、副議長の選出をめぐり、アメリカがイランについて「NPTを露骨に無視してきた国だ」と非難し、イギリスやオーストラリアなども同調しました。

これに対しイランは、アメリカとイスラエルによるイランへの攻撃について「世界の核不拡散体制への攻撃だ」と反論し、ロシアもアメリカが会議を「政治問題化している」と批判するなど、各国の応酬となりました。

さらに会議費用の分担をめぐっても、アメリカが中国の負担が少ないと批判したのに対し、中国はアメリカが支払いを遅らせ圧力をかけていると反論し、ロシアも中国を支持する姿勢を示しました。

日本からは国光外務副大臣が出席し、27日の一般討論演説で、「核兵器のない世界に向けた志の原点は、被爆者の願いにある」とする高市総理大臣のメッセージを代読しました。

そのうえで、「唯一の戦争被爆国として、核保有国と非保有国の双方と協力し、NPT体制の維持・強化に貢献していく」と述べました。

会議は5月22日まで約4週間にわたり開かれます。

フジテレビ
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国際取材部
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