国民の2人に1人が悩まされているという花粉症、その強力な対策になるかもしれません。
アレルギーの原因にもなる花粉を出さない「無花粉スギ」を植える作業が鳥取県内では初めて鳥取市で始まりました。
鳥取市の郊外にある河内地区の山林で始まったのは「無花粉スギ」、花粉を出さないスギの苗木の植栽作業です。
鳥取県内では初めて導入され、東部森林組合などの10人が、植林から50年が経過し、植え替えの時期を迎えた人工林に苗木30本を植えました。
スギは植樹から20年ほど経つと大量の花粉を飛散させ、国民の2人に1人が悩まされるという花粉症の原因になっています。
今回植樹されたのは、富山県で開発された「優良無花粉スギ」。
花粉症対策として人工的に開発された花粉のないスギと成長速度や材質が優れたスギを掛け合わせて開発され、花粉を全く出さない一方、成長後は、木材として利用することができます。
今回は、スギを伐採した後の約2ヘクタールに4000本の苗木を植えるということです。
鳥取県東部森林組合・嶋沢和幸代表理事組合長:
(花粉が)ゼロということは画期的なものだということで、すぐ鳥取でも植えたいということで手を挙げました。少しでも花粉症の人が少なくなればと思っています。
東部森林組合などは2025年、鳥取県オリジナルの「優良無花粉スギ」の開発に着手し、早ければ8年後の苗木の出荷を見込んでいるということです。
今後、無花粉スギが増えることで花粉症の軽減につながるのか注目されます。