北海道旭川市の旭山動物園が、4月29日に予定していた夏期開園を5月1日に延期することがわかりました。動物園の30代男性職員が「妻の遺体を焼却炉に遺棄した」と話し警察の事情聴取を受ける事態が発生し、捜査への協力を行う中で開園準備が間に合わなくなったためです。

 旭川市の今津寛介市長がコメントを発表しました。それによりますと、旭山動物園の職員が警察の事情聴取を受けるという事態が発生。4月23日から警察による捜査が園内で進められており、市としても全面的に協力しているということです。


 動物園側は当初、4月29日の夏期開園に向けて予定どおり準備を進めていました。しかし、捜査への協力を行う中で、来園者を迎えるための準備に時間を要する状況となり、開園を5月1日に延期する判断に至りました。

 今津市長は「市民の皆様並びに全国の皆様に多大なるご心配とご迷惑をおかけしていることに対し、心より深くお詫び申し上げます」とコメント。事態の重大性や今後の捜査状況を踏まえ慎重に判断を進めてきたことから、発表が直前になったことについても謝罪しています。


 旭山動物園は動物の野生に近い生き生きとした状態を見せる「行動展示」で全国的に有名な観光地で、旭川市によりますと、2025年度は約132万人が訪れていました。

 ゴールデンウイーク初日となる4月29日の開園を楽しみにしていた観光客も多かったとみられます。

 職員が事情聴取を受けている事案の詳細について、市は明らかにしていません。

北海道文化放送
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