小山町にある道の駅で、前の指定管理者が町と協定を結んだ期間の満了後も施設の明け渡しに応じていない問題で、町が退去と土地の明け渡しを求めて前指定管理者を提訴することがわかりました。

小山町にある「道の駅 すばしり」の管理・運営をめぐっては、町が観光開発株式会社(小山町)と2026年3月31日までの5年間を指定管理期間とする協定を結び、同年4月1日からはプロポーザル方式による審査を経て株式会社名鉄ミライート社(愛知県一宮市)が新たな指定管理者になることが決まっていたものの、観光開発が施設の明け渡しに応じず、営業を継続していることから、名鉄ミライートが営業できない事態となっています。

こうした中、小山町議会は4月27日、町が提出した提訴に関する議案を全会一致で可決しました。

小山町は現在、訴えを起こす内容について最終調整を行っていますが、町の担当者によりますと、退去と土地の明け渡しと共に未納が続いている2025年11月から2026年3月までの施設使用料 約800万円の支払いを求める考えです。

また、小山町は早期の明け渡しに向け、退去及び土地の明け渡しの仮処分も申し立てる方針で、込山正秀 町長は「公有財産の適正管理および公平性の観点から、法的手続きにより解決を図る必要があると判断した。今後は、地域振興や来訪者サービスに影響が生じないよう、できる限り早期の解決を目指す」とコメントしています。

観光開発側は「当社も地域への影響を最小限とするべく指定期間満了日までに協議が整うことを望んでおり、本年1月から協議を開始していたものの現在も協議中であり、原状回復工事を実施するか、あるいは実施せずして次期指定管理者への引き継ぎのいずれとなるかが定まっていない状況。当社としては、従前の経緯、現状及び今後の協議も踏まえ、本件の協議を依頼している弁護士と相談の上、道の駅としての機能を維持し、地域経済への影響を最小限とすべく、その趣旨を示した上で、本年4月1日以降も暫定的に本道の駅の営業を継続している」と主張していました。

テレビ静岡
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