■わずかな違和感を見逃さず…被害を防いだ「現場の判断力」
70代の女性が特殊詐欺の被害に遭うのを未然に防いだとして、銀行員に感謝状が贈られました。
4月21日、大阪府警・曽根崎警察署から特殊詐欺の被害を未然に防いだとして、感謝状が贈られたのは、三菱UFJ銀行・天六支店の銀行員・中谷彩子さん(41)です。
警察によると、4月8日の午後、70代の女性が100万円を引き出すために来店しました。
高額の出金の際に必須のアンケートには、出金理由について「孫に渡す」と記載されていました。
中谷さんは出金の手続きをしていましたが、女性が投資のパンフレットを見漁っていたことなどから不審に思い「投資にご興味あるんですか?」「奥で話しませんか?」と声をかけることに。
■何気ない会話から不審点を見抜く「お客様の大切な資産を守りたい」
話を詳しく聞いてみると、女性はSNSで他人から500万円以上の投資話を持ちかけられていたのです。
また、その人物から出金の理由を記載する際も「孫に振り込む…などとした方が出金しやすい」と言われていたといいます。
中谷さんはその後、女性に警察への相談を促し、被害を防ぎました。
感謝状を受け取った中谷さんは「否定をせずに、丁寧に対話することを心掛けている。お客様の大切な資産を守れたので、今後も安心安全に務めたい」とコメントしています。