山林火災の発生(4月22日)から4日目(25日)となった岩手県大槌町では、町内各地に煙や灰が漂う状態となっています。
呼吸器内科の医師は、住民に花粉対策と同様の対策を取るよう呼びかけています。
大槌町で4月22日に発生した山林火災は、住宅地にも火が迫っていて、焼失面積は730ha(24日午後3時時点)に達し、町の人口の約3割にあたる3233人に避難指示が出されています。
この火災により、町内では広い範囲で煙や灰が漂っていて、住民からは「喉に違和感を覚える」といった声も聞かれます。
この状況について、呼吸器内科を専門とするもりおか静眠堂医院の櫻井滋医師は「現地は煙や燃えかすが室内にも入りこんでいると聞く。微粒子が飛散していて、後に呼吸器疾患が生じる可能性もあり得るため、住民には対策をしてほしい。基本的には花粉対策と同様でよい。具体的には不織布マスクの適切な使用に加え、室内の適切な清掃や加湿、外出時は灰などが付着しにくい服装、症状がある場合には、基礎呼吸器疾患に対する治療薬剤の使用を心がけてほしい」と話しています。
(岩手めんこいテレビ)