任期満了に伴うさぬき市長選挙は、現職と新人2人による三つ巴の戦いとなっています。4月26日の投票日を前に市が抱える課題と候補者の訴えをお伝えします。
さぬき市志度の高台に広がるキャンパスに学生の姿は、ほとんど見られません。
2025年春、高松市のJR高松駅前にキャンパスを移転した徳島文理大学です。学生と教職員合わせて約1500人が通っていた大学は、大学院の研究や民間企業との共同開発の場などとして使われてはいるものの、移転により学生の姿は消え、「大学のまち」は、その姿を大きく変えました。
(地元の人は…)
「学生は全然いない。以前は若い人がキャーキャー言っているのが聞こえていたが、今はそんなこともなく寂しい」
「スーパーに行ったりご飯を食べに行った時に人が少ない。全然活気がない。お年寄りばかり」
さぬき市は2002年4月、5つの町が合併して誕生しました。当時、約5万7000人だった人口は、3月末には約4万3000人と24年で約1万4000人減少しました。大学のキャンパス移転などによる人口の流出に加え、2025年の1年間に生まれた子供の数は130人と県内8つある市の中で2番目に少なく、人口減少と少子化への対応は、待ったなしの状況です。
さぬき市長選挙に立候補しているのは、届け出順に新人でさぬき市遺族連合会副会長の名和京太郎さん(62)、現職で6回目の当選を目指す大山茂樹さん(75)、新人で元会社員の三木重昌さん(59)のいずれも無所属の3人です。
(名和京太郎候補<無・新>)
「人口減少・少子化に真正面から向き合い人口減少に歯止めをかけたい。人・物・金・情報を有効に活用し、もうかるさぬき市に方向転換したい」
(大山茂樹氏<無・現>)
「教育の充実を図りたい。教育の充実を図れば小学校・中学校の9年間の義務教育はさぬき市がいいのではないかと親が思えば。9年でもいいから引っ越ししてください」
(三木重昌氏<無・新>)
「経済を活性化し子育て世代が住みやすい高齢者が安心して暮らせる、ワクワクするさぬき市を私は本気でつくりあげたい」