仙台市青葉区の百貨店で、簡単に健康状態を確認することができるイベントが開かれました。
会場では、視野の状態を確認できるVRゲームの体験も行われ、参加者は、楽しみながら視野の確認をしていました。
4月23日、青葉区の藤崎で行われたこのイベントは、日常生活の中で気軽に健康づくりに取り組む機会にしてもらおうと開かれたものです。
会場では、血圧に関わる食事中のナトリウムとカリウムのバランス測定や、視野の状態を確認できるVRゲームの体験が行われました。
記者リポート
「こちらのゲームをプレイすることで、従来の視野検査より短い時間で目の見え方が確認できるということです」
この視野チェックゲーム「メテオブラスターVR」は、東北大学と仙台放送が共同開発したもので、ゴーグルを着けると宇宙空間が映し出され、画面に現れる隕石を破壊することで、視野の欠けている部分を確認することができます。
視野が欠け、次第に見える範囲が狭くなっていく緑内障は、40歳以上のおよそ20人に1人が発症するとされていますが、9割の人はその症状に気づけていないといいます。
体験した人は
「気軽に簡単にできるのは良かった」
「病院に行っている時は3時間くらい時間を作って行っているので、とてもいいと思う」
この「メテオブラスターVR」の機能について、12日、東北大学が、福岡で開催された「日本眼科学総会」で、病院で広く使用されている検査装置とほぼ同じ傾向で視野の判定ができると発表しました。
東北大学 中島匡氏
「VRシューティングゲームで緑内障群はゲームスコアが有意に低値であった。VRゲームにより目の不調に気付くことで、緑内障の早期発見に寄与する可能性が示唆されました」
従来の病院の視野検査では、1回20分近くかかりますが、このメテオブラスターではおよそ5分で目の見え方がチェックできる可能性が出ており、開発に関わった眼科医の東北大学医学部中澤徹教授も期待を寄せています。
東北大学医学部 中澤徹教授
「ワクワクしながら(VRゲームを)していただくということは、お互い(病院・患者)にとってメリットのあることなのかなと考えています」
会場に訪れていた眼科医や大学関係者からは、メテオブラスターの仕組みや操作などについて尋ねる意見が相次ぎ、関心の高さが伺えました。