中東情勢に伴う懸念や悲鳴の声は、山陰有数の観光地のひとつ、鳥取県岩美町の浦富海岸でも上がっています。
遊覧船の燃料確保に四苦八苦の状況です。
山陰松島遊覧・川口博樹社長:
「納入業者から、いつ滞るかわからないということで、1か月先のことはわからないと報告受けている」
燃料の確保について、厳しい現状を語るのは「山陰松島遊覧船」を運航する川口博樹社長。
この会社で保有する遊覧船は4隻で、必要な軽油は1隻あたり2000リットル。
これまでは、業者に給油を1000リットル単位で依頼していましたが、燃料の確保が難しくなる恐れがでてきたことから、500リットル消費した段階でこまめに依頼する方式に変更したということです。
加えて軽油の価格自体が約1.5倍に上がっていて、経営を圧迫しているということです。
これからシーズンを迎える遊覧船大型連休中の燃料は確保できているということですが。
山陰松島遊覧・川口博樹社長:
「連休が終わってからいつ入るかということは今のところ未定ということで、ちょっと心配しています」
仕入れ先の業者からは、今以上に燃料の確保が厳しくなった場合、医療機関などに優先して納入すると伝えられているということです。
山陰松島遊覧・川口博樹社長:
「観光業界は平和産業なので、一度こういうよろしくないことが起きるとすぐに影響受けてしまう業界なので、安定が一番です」
中東情勢の安定が見通せない中、燃料確保に向けた苦悩は続きます。