地震が発生した際、人はどのように行動すべきだろうか。

そして、災害からいのちを守るために必要なものとは?

「旅行先でまさか地震になるなんて思わなかったから。もし本当に津波が来ていたら、楽しいねって回ったところが全部海につかるって思ったらちょっと怖かった」(福岡からの観光客)

「新幹線の中、揺れていると思った。阪神・淡路大震災を思い出した」(大阪からの観光客)

北海道南部の函館市は…

最大震度4を観測した北海道有数の観光地・函館市。

観光スポットの赤レンガ倉庫周辺などで人力車での観光ガイドを務める佐藤信治さんは、当時の瞬間をこう振り返る。

桜が見ごろを迎えている函館に緊急地震速報が鳴り響いた
桜が見ごろを迎えている函館に緊急地震速報が鳴り響いた
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「まさにこの場所ですね。ちょうどご乗車していただく途中で座りましたとなった瞬間にブザーが鳴って」(人力車えびす屋 俥夫 佐藤信治さん)

海のすぐそばにいるときにブザーが鳴った
海のすぐそばにいるときにブザーが鳴った

人力車にお客さんをのせた瞬間に警報がなったという。

「もうびっくりしました。ご案内することより人命が大事なので降りていただいて、高いところに逃げてくださいと誘導しました。東日本大震災の経験もあるのでいざ何が起きてもいいようにちゃんと誘導できるように頭の中には入ってます」(えびす屋 俥夫 佐藤さん)

人力車えびす屋 俥夫 佐藤信治さん
人力車えびす屋 俥夫 佐藤信治さん

北海道東部の釧路市は…

一方、釧路市民の台所、和商市場では館内放送をかけて避難誘導した。

「僕の立場上、事務局に行ってみんなを避難させて、それから注意報だったのでそこは自主的な判断で。閉めてる途中の店もあったんで、そこは館内放送かけて随時、避難するようにはしました」(釧路和商協同組合 柿田英樹理事長)

釧路和商協同組合 柿田英樹理事長
釧路和商協同組合 柿田英樹理事長

津波を観測した浦河町は…

北海道で最大となる40センチの津波を観測した浦河町ではその時、どう動いたのか。

町内の中学校では4月20日、避難所が開設された。

40センチの津波を観測した浦河町
40センチの津波を観測した浦河町

「子どもたちは垂直避難でこちらの多目的室に避難しました。60人くらいです。備蓄の方は備蓄庫に十分な量あったのではないのかな。子どもたちにこの1週間に地震がある可能性があるということを伝えて、子どもたちも先生も冷静に対応できるようにしっかり避難できるようにしていきたい」(浦河第一中学校 田下雅基教頭)

災害はいつ起きてもおかしくない。

いざという時に、私たちはどう動けばいいのだろうか。

専門家は…。

中学校の備蓄庫
中学校の備蓄庫

「津波が大きくなるかは実際のデータを見てみないとわからない。個人で判断して帰るということはやめていただきたいと思います。津波を予想することは難しく、気象庁としては最大考えられる規模の津波の警報を出していることになる。この2回はたまたま小さかったんですが、充分浸水する可能性は今回の規模の地震だとあると思うので、警報が出ている間は安全側に立って避難を続けていただくとありがたい」(北大地震火山研究観測センター 高橋浩晃教授)

北大地震火山研究観測センター 高橋浩晃教授
北大地震火山研究観測センター 高橋浩晃教授
北海道文化放送
北海道文化放送

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